日本アセアンセンターは、昆虫食に興味がある小学生・中学生・高校生・大学生を対象に、夏休み特別オンライン授業「もっと教えて、佐伯真二郎先生!423種類の虫を食べた昆虫食専門家が、ラオスからみなさんの質問にお答えします!」を、2021年8月16日(月)に開催します。(大人の方にもご参加頂けますが、質問受付では生徒・学生を優先させて頂きます。)
SDGsの観点からも近年、世界中で注目を集めている昆虫食。現在ラオスで、JICAの草の根技術協力事業「ラオス農村部住民の食糧事情向上を目指した昆虫養殖技術開発事業」のプロジェクトマネージャー兼昆虫専門家として活動している、佐伯真二郎氏を再び講師に迎え、参加者からの昆虫食に関するあらゆる質問に答えて頂きます。
本授業では、ラオスの新型コロナウイルス感染症対策や、コロナ禍における昆虫養殖のプロジェクトの進行状況についてもお話し頂きます。また、ライブ配信となる本授業では、佐伯氏のラオスでの日常生活、養殖している昆虫や家の庭の木になるフルーツなど、ラオスの様子を生で見て聞くことができる貴重な機会となります。
予習には、ぜひ、昨年12月に佐伯氏をお迎えして制作した授業動画『世界が追いかけ始めた東南アジアの昆虫食』 をご活用下さい。ASEAN諸国の「昆虫食」を、SDGs・昆虫食ビジネス・国際協力の切り口から学ぶ特別授業動画となっています。日本アセアンセンターのYouTubeチャンネルにてご覧いただけます。
プログラム
第一部:先生のラオスでの生活を見せて!
新型コロナウイルス感染症の感染状況は?
ワクチン接種後の隔離生活は?
コロナ禍における昆虫養殖プロジェクトの進行状況は?
コロナ前と現在、生活の変化は?
ラオスの昆虫を見せて!
第二部:先生、教えて!質問タイム
参加者からの質問をライブで受け付け、回答します。
【佐伯真二郎氏 プロフィール】
Twitter フォロワー1.2 万人 2020 年 10 月発刊『おいしい昆虫記』著者
昆虫食を通じ、昆虫と人間の関係をより良くする「蟲ソムリエ」の活動を昆虫学からアートまで幅広く続ける。現在ラオスで、JICAの草の根技術協力事業「ラオス農村部住民の食糧事情向上を目指した昆虫養殖技術開発事業」のプロジェクトマネージャー兼昆虫専門家として活動している。これまで 423 種の昆虫を味見して記録し、味の昆虫図鑑を作ることが次の目標。2015 年神戸大学農学研究科博士後期課程単位取得退学。2014 年から NPO 法人食用昆虫科学研究会理事長。JICA草の根技術協力事業プロジェクトマネージャー兼昆虫食専門家。