日本アセアンセンターは、ワンダフルインドネシア連絡事務所、マレーシア政府観光局、タイ国政府観光庁、シンガポール航空と「東南アジア ビーチリゾート セミナー」を共催いたしました。
日本の旅行業界を対象とした本セミナーは、東南アジアのビーチリゾートに関する最新情報を提供することで、新たな観光商品の造成を促進することを目的に開催されました。主に旅行会社の方によって構成された40名に参加をいただきました。
ASEAN加盟国の3か国の政府観光事務所からは、渡航に関する基本情報のアップデートに関する説明に続き、各国の推奨するビーチリゾートの概要、日本人旅行者に向けた見どころやアクティビティの案内がありました。シンガポール航空からは、同社の東南アジアへのルートや、コネクティビティ、そして最新の機内設備などが紹介されました。
参加者の声
終了後に実施されたアンケートでは、セミナーの内容や東南アジアのビーチリゾートに対する高い評価が得られました。回答者の全員が本セミナーがツアー造成に参考になったと評価をし、また86.6%が今後、東南アジアビーチリゾートへのツアーの企画の検討をするという回答をしました。
またビーチリゾートへのツアー造成の際に重要視する要因としては「アクセス」「ビーチの質」に次いで「ビーチ以外の見どころ」や「治安」が挙げられました。東南アジアのビーチリゾートの利点には、「価格の有利性」や「日本から近隣であることのアクセス」が多く述べられ、一方で不利な点としては「知名度の低さ」「情報不足」が寄せられました。
参加者からの声を踏まえて、情報不足や知名度の低さの改善に取り組むべく、日本の観光業界と一般消費者に向けての情報発信の継続が重要になると考えられます。
回答者の全てが東南アジアはビーチリゾートを目的とした渡航先として相応しいと評価をしたことから、今後の日本からの送客も期待されます。