日本アセアンセンターは、下記の学校においてASEAN出張授業を行いました。本事業は児童・生徒のASEAN諸国への理解を深めることを目的に実施しています。授業では、日本在住のASEAN諸国出身者が自国の紹介を日本語で行いました。
岸和田市立山直南小学校
- 日時: 2022年6月21日(火)
- 対象: 全校児童(計183人)
- 対象国: カンボジア、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、タイ、ベトナム
内容
1・2年生…外国の生活を知ろう(伝統衣装・食べ物・遊び・建物)
3年生…小学校の生活での日本との違い(登校の仕方・勉強・給食・おやつ・休み時間)
4年生…仕事について(どんな職業があるか、日本と似ているもの・違うもの)
5年生…地球温暖化による生き物の問題や農業について
6年生…海洋プラスチックごみ問題
今回のハイライト
ASEAN出張授業は、毎回、各学年の学びの流れに応じた内容で実施しています。各テーマに則したASEAN諸国の例を紹介することで、身近な環境との違いを知ると同時に、日本との接点も学ぶ機会になりました。プレゼンテーションの他に、タイの小学生が休み時間に遊ぶ凧(たこ)を実際に制作したり、ベトナムのおもちゃを使って現地の小学生気分を味わいました。特に6年生の授業では、海洋プラスチックごみ問題について、プラスチックごみの量やリサイクル率を、アクティビティを通して理解しました。また、児童があらかじめ記録したプラスチック製品の日常における使用について話し合い、プラスチックの代替品を、実験を通して紹介しました。1年生の授業には、併設されている市立幼稚園も参加しました。
6年生に実施した「海洋プラスチックごみ問題」の授業の詳細は、こちらのURLをご参照ください。
チラシをご覧になれます→チラシ
アンケート - 結果学年によって様々な形で授業をしていただき、わかりやすかったです。
- 海外の方にインタビューできて自信がついたようです。
- たくさんの視覚情報があり、子どもたちもわかりやすかったです。
- こちらの要望を事前に聞いてくださった上でプログラムを立てていただけたので、単発の授業で終わらず、実りある学習となりました。