国際機関日本アセアンセンター(所在地:東京都港区、事務総長:平林国彦 以下、センター)は、9月21日(木)15:00-16:30(日本時間)に「日・ASEAN若手環境リーダーズ ネットワーク(AJYELN)発足式」をオンラインで開催します。発足式では、数百の応募者の中から選ばれた37名のASEAN全加盟国及び日本の若手フェローが正式に紹介されます。さらに、AJYELNフェローより、それぞれの地域社会におけるプラスチック汚染問題に取り組むプロジェクトが発表されます。
発足にあたり、日本 環境省およびASEAN事務局よりご挨拶をいただきます。また、給水アプリmymizuの共同創設者でソーシャル・イノベーション・ジャパンのルイス・ロビン敬氏による基調講演が行われるほか、ASEAN Youth OrganizationおよびAYO Social Enterpriseからはセンジャヤ・ムリア氏から応援メッセージを頂きます。
AJYELNは、15歳から25歳までの若い環境リーダーを採用し、育成することを目的とした、センターが今後数年に渡って実施するプログラムの第一弾です。AJYELNの活動は、持続可能な未来に向けた若者主導の環境アドボカシーやリーダーシップの信念を結集させます。さらに、適切な廃棄物管理と循環型経済に沿った集団行動を推進するためには、個人、家族、地域社会を結びつけること重要であると認識しています。同プロジェクトは、「インド太平洋に関するASEAN・アウトルック(AOIP/ASEAN Outlook on the Indo-Pacific) 、および「ASEANにおける海洋ゴミ対策のためのASEAN地域行動計画(2021-2025)」の実施を支援することを目的とした、センターのプログラム「Sustainable Blue Sea and Green Planet(持続可能な青い海と緑の惑星)」の一部でもあります。
2020年以降、センターではASEAN諸国と日本の若者と協力し、海洋プラスチックごみと温室効果ガス排出削減に取り組むプログラムを行ってきました。こうした活動は、子どもたちや若者の問題意識を高める効果をもたらしています。2020年、22人のASEANと日本の学生(フェロー)と協力して作成した、「海洋プラスチック廃棄物の国際的解決に向けた日・ASEAN協力に関する未来リーダー宣言 」に基づき実施された「海洋プラスチック廃棄物教育のためのASEAN・広島エコスクール」および「海洋プラスチック廃棄物のための日本・ASEANエコスクール」には、2022年までにASEAN加盟国と日本の小中高生12,500人以上が参加しています。オンライン講義は現地語で行われ、参加者はプラスチックの適切な使用方法や廃棄方法、海洋におけるプラスチックの量を減らすための行動習慣などを学びます。
AJYELNプロジェクトを実施するために、センターは以下の団体に協力いただいています。
ASEAN青少年機構、東アジア海洋プラスチック破片地域知識センター(ERIA-RKCMPD)、ブルネイ・ダルサラーム国教育省科学・技術・環境パートナーシップ(STEP)センター、カンボジア環境省、ラオス天然資源環境省、日本環境省、フィリピン環境天然資源省、マレーシア天然資源・環境・気候変動省
発足式はどなたでもご参加頂けます。(先着1000名)
日時:2023年9月21日(木)15:00-16:30(日本時間)
会場:オンライン
言語 : 英語
参加登録: 無料
ターゲット: ASEAN諸国および日本の小中高生、教員、海洋プラスチック問題に関心のある方。
プログラム、参加申し込みなど、イベントの詳細はAJCウェブサイトをご覧ください。
日・ASEAN若手環境リーダーネットワーク(AJYELN)の詳細については、公式FacebookページおよびInstagramページをご覧ください。
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