日本アセアンセンターは二国間貿易投資促進プログラムの一環として、フィリピン貿易産業省(DTI)および駐日フィリピン大使館貿易投資部との共催により「イノベーションによる創造的かつサステナブルな経済」イベントを都内にて開催しました。本イベントは、フェルディナンド・R・マルコス・ジュニア大統領閣下の日ASEAN 友好協力50 周年記念特別首脳会議および関連行事への出席の機会に合わせて開催されました。
当日は、フィリピン大統領フェルディナンド・R・マルコス・ジュニア閣下およびリザ・アラネタ・マルコス大統領夫人が列席されました。マルコス大統領は基調講演の中で、持続可能な経済成長の推進におけるフィリピンの創造経済の重要な役割を強調し、また、日本アセアンセンターのフィリピンへの協力なサポートに感謝の意を表されました。
本イベントは、循環経済、繊維開発、ファッション、デザインサービス、アニメーション、ゲーム開発のさまざまな分野に焦点を当てたショーケースで、フィリピンと日本の協力プロジェクトの活気に満ちたイベントとなりました。SDGsトレンドおよびイノベーションベースのプラットフォームとの融合で固有の素材とデザインを探求することで、日本市場におけるフィリピンの製品とサービスの商品参入可能性を強化し、日本との協力可能性を拡大することを目指しています。
フィリピンのクリエイティブエコノミー、循環経済への戦略的方針と商品力およびデザイン性の高さを再認識
このイベントはメディアの注目を集め、会場での展示、ファッションショー、講演などを通じて、フィリピンとそのクリエイティブ経済がSDGsを強力推進していることが証明されたと言えるでしょう。
これらフィリピンと日本の技術のフュージョンが、サステナブル繊維の普及、食料安全保障の課題にも貢献すると思われる
フィリピンと日本の食品、繊維、ゲーム開発、アニメーションのユニークなコラボレーションは、SDGsに沿った創造的で持続可能な経済の育成に貢献すると言えるでしょう。 例として、ファッションショーの中で披露された、在来繊維と追跡可能な日本の繊維のコラボレーションによる現代的かつ伝統的な衣装や、フィリピン産のバナナ繊維で製造されたモダンな着物は、イベントに参加したゲストの興味を引きました。 日本の抹茶とほうじ茶にフィリピンのカカオをブレンドした商品も展示され、これは両国間の協力の融合を示す代表例と言えるでしょう。
日本アセアンセンターは、両国間の協力関係のさらなる向上に貢献すべく、今後もフィリピン貿易産業省(DTI)および東京のフィリピン貿易投資センター(PTIC)と協働して参ります。 当センターは引き続き、日アセアン間の経済共創のビジョンの実現を推進する一原動力となるよう、社会的および環境的影響を考慮し活動をして参ります。
イベントについて
日 時:2023年12月17日(日) 14:30-16:00
主 催:フィリピン貿易産業省(DTI)、駐日フィリピン大使館貿易投資部、国際機関日本アセアンセンター
来場者数:200名