国際機関日本アセアンセンターは、7月19日、埼玉県久喜市立久喜東小学校で「日本アセアンエコスクール(海プラごみ教育)」を実施しました。2021年度に実施した、海洋プラスチックごみ問題に関する教育啓蒙および意識向上を目的としたパイロットプロジェクト「広島アセアンエコスクール」を、2022年度からは、「日本アセアンエコスクール」として、全国展開しています。
今回は、対面・オンラインのハイブリッド授業とし、当プロジェクト・フェローの藤川真智子さん(早稲田大学 創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻)が、小学5年生の2クラス(62名)を対象に授業を行いました。
- オンライン・対面のハイブリッド授業
2.プラスチックごみが混じっている日本の海岸の写真を見せ、海洋プラスチックごみがどのようにして陸から海岸に運ばれてきているのか考えてもらいました。
3.参加児童に、5日間のプラスチック使用調査の発表をしてもらいました。
4.海洋プラスチックゴミ問題に関して、埼玉県や久喜市ではどのような取り組みがあるのかを紹介しました。
5. プラスチック代替品の一例として、キャッサバで作った「 This is not plastic (これはプラスチックではありません)」というお湯に溶ける袋を紹介しました。久喜東小学校の先生方にご協力いただき、30秒ほどかき混ぜると、袋が分解される様子を生徒に体験してもらいました。
6.最後に、これからも海洋プラスチックゴミ問題に関心を持ち続けてもらうために、『さかなが いなくなっちゃうって!?』(広島そごう提供:広島県「GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム」(GSHIP)の取組で紹介)の本2冊を寄贈しました。