国際機関日本アセアンセンターはウェビナー「国境なき健康: ASEANと日本のデジタルヘルスサービスの推進」を開催いたします。
2024年7月19日(金)
15:00-16:30 JST | 14:00-15:30 SGT | 13:00-14:30 ICT
Zoom ウェビナー
英日同時通訳
ASEAN-Japan Insights シリーズとは?
ASEAN-Japan Insights シリーズは、先進的で社会の関心の高い日ASEANの情報を共有するプラットフォームであることを目指しています。これは日英同時通訳によるウェビナーシリーズとして、ASEANと日本で関心が高いトピックを定期的に取り上げ、域内の産業、学界、政府、企業間での情報共有と知識共有を促進するものです。
プログラム概要
アジア太平洋地域については、医療支出において最も急成長する地域となり、2030年までに世界の医療支出の20%以上を占めるようになる(Bain & Company、2024年)との予測があります。東南アジア全域では、COVID-19の大流行により、その必要性に後押しされ、デジタル・ヘルス・テクノロジー、特に遠隔医療の導入が前例のないほど大幅に加速されました。医療へのアクセスが途絶えたことに直面したASEAN加盟国は、遠隔診察や遠隔医療サービスを促進するための規制を柔軟にし、急速に遠隔医療を受け入れました。このような進展にもかかわらず、この地域で強固なデジタル・ヘルス・エコシステムを確立するためには、いくつかの基本的な課題が残されています。主な課題には、ヘルスケアやデータ保護に合わせたデジタルトランスフォーメーションガイドラインの策定、医療データシステムの相互運用性、デジタルサービスに対する患者の信頼への対応などがあげられます。
今回のウェビナーでは、日本とASEAN諸国におけるデジタルヘルス・サービスの発展の可能性や課題および機会を理解するために、政府、エコシステム構築者、ビジネス、アクセラレーターの各視点からの見解を紹介します。
また、このウェビナーは、日本アセアンセンターのカトリーナ・ナボーロとTech for Good Instituteのキース・デトロスが共同執筆した報告書「ASEANにおけるデジタルヘルス導入の評価」の正式発表も兼ねております。
参加登録は無料です。下記URLより必要事項を入力しお申込みください。
URL: https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_sI0tZR3yRgeewhRrBkxWHw
プログラム(2024年7月16日現在)
15:00-15:02 | ASEAN-Japan Insights の紹介 国際機関 日本アセアンセンター 調査・政策アドボカシーチーム プログラム・アソシエイト オーロラ・ティニオ |
15:03-15:05 | 歓迎と開会の挨拶 国際機関 日本アセアンセンター 事務総長 平林国彦 |
15:06-15:40 | 国境なき健康:ASEANと日本のデジタル・ヘルス・サービスの推進 スピーカー: 1. 国際機関日本アセアンセンター 調査・政策アドボカシーチーム プログラム・マネージャー カトリーナ・ナボーロ 2. 東京財団政策研究所 主席研究員 藤田 卓仙 氏 3. マレーシア技術・イノベーション研究加速器(MRANTI) モハマド・ハズワン・ダウト 博士 4. MEDRiNG CEO 安部 一真 氏 5. シンガポール科学技術研究庁A*STAR 診断薬開発ハブ、アウトリーチ&人材開発担当 副社長 ホー・ユアン・ルー 氏 |
15:41-16:29 | パネルディスカッションとオープンフォーラム 1. 国際機関日本アセアンセンター 調査・政策アドボカシーチーム プログラム・マネージャー カトリーナ・ナボーロ 2. 東京財団政策研究所 主席研究員 藤田 卓仙 氏 3. MEDRiNG CEO 安部 一真 氏 4. シンガポール科学技術研究庁A*STAR 診断薬開発ハブ、アウトリーチ&人材開発担当 副社長 ホー・ユアン・ルー 氏 |
16:30 | 閉会 |