AJC5.0(事業戦略)
日本アセアンセンター(AJC)は、「再考のための5つの目標、5つの戦略、5つの機会」を掲げた中期戦略計画「AJC5.0」をもとに活動しています。
AJC5.0 ビジョン
日ASEAN間の貿易、投資、観光、人物交流におけるAJCの目標と戦略的ミッションの強化を通じて、『ASEAN共同体ビジョン2025』と持続可能な開発目標(SDGs)における日ASEANの共通課題の解決に貢献し、人間中心で、包摂的、持続的かつ強靭な社会への変化において、地域の推進力となることを目指します。
5つのゴール
5つの戦略
5つの目標を達成するための戦略は次の通りです。
- 日ASEAN間の持続可能で包摂的な貿易、投資、観光に向けた変化を推進するために、データ、証拠、事実、調査を活用します。
- 特に第一線の政策立案者間の環境整備と能力構築、強靭性の向上に注力し、状況に応じた制度の強化に貢献します。
- ASEANと日本の人々に有益な変化を促すために、アドボカシーとコミュニケーションを強化します。
- 中小企業、女性、若者などの主要なステークホルダーとのパートナーシップを活用し、ASEANと日本の政策立案者および市民から支持を獲得します。
- ASEAN加盟国および日本のニーズと声に耳を傾け、そのニーズと背景を分析し、ともに解決策を策定し実行します。
5つの機会
AJCは、その事業により大きなインパクトを与えるために、今後予定されている、以下を含む日ASEAN関係における重要な機会を活用します。
- 2022年には、RCEP協定が既に発効し、インドネシアはG20の議長国を務め、タイはAPECを主催します。
- 2023年には、日ASEAN友好協力50周年、日カンボジア外交関係樹立70周年、日インドネシア国交樹立65周年、日ベトナム外交関係樹立50周年を迎えます。
- 2024年には、日ブルネイ外交関係樹立40周年および日ミャンマー外交関係樹立70周年を迎えます。パンデミックは世界的に収束すると予想され、よりスマートで、より環境に優しく、より安全なASEANに向けた行動が加速されるでしょう。
- 「ASEAN共同体ビジョン2025」の最後の年となる2025年には、日ラオス人民民主共和国外交関係樹立70周年を迎えます。
- 2025年の大阪・関西万博は、「多様で心身ともに健康な生き方」と「持続可能な社会経済システム」の2つのサブテーマが相互に関連し、「いのち輝く未来社会のデザイン」を主テーマとして開催されます。